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あぁ我が酒呑み人生よ

お酒と読書とお酒

酒の呑み方に迷う

今日も1人、酒に溺れていた。

泳ぎを知らない魚が一匹。

暗い海底めがけ、もがきながら沈んでいく。

苦しそうな表情の奥に、恍惚が滲む。

 

 

 

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カウンターで頬杖をついて、ぼんやりと。

「呑み方」とは、なんだか不思議なものだ。

と考えを巡らせていた。

酒の呑み方なぞ、誰からも教わっていないのに、

いつからか、自分のスタイルが出来上がっていく。

若い頃から、そう思っていた。 

 

 

 

 

魚には日本酒が合うし、

牛肉には赤ワインが合う。

もちろん、やきとんにホッピーだ。と、

世の中には当たり前のように、

食べ物とお酒の組合せが定義されていて、

その定義を忠実に守っていることが、

ある種の美徳とされている節がある。

そういう意味で「呑み方」は縛られている。

 

 

 

 

 

今という瞬間を捕まえることはできない。

今と思った瞬間、すでに過去になっている。

いま、こうやって呑んでいるお酒も、

いざ口から食道を通り、胃の中に落ち着けば、

もう過去のことなのかもしれない。

結局、お酒を呑むということは、

アルコールで愉しいという感覚を無理やり、

脳に錯覚させているだけかもしれない。

 

 

 

 

 

酔いたいから、呑むのか。

はたまた、呑んだ結果として酔うのかーーー

最近、自分の「呑み方」がわからなくなってきた。

誰も答えを教えてくれないし、

そもそも答えなんて、あるのだろうか。

とりあえず、もう少し酔えば閃めくかもしれない。

今日もウィスキーをストレートで頂く。