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あぁ我が酒呑み人生よ

お酒と読書とお酒

与野本町 蕎麦処 田中屋 宿酔にざる蕎麦を

埼玉県〔与野本町〕
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年度末に向けて、仕事が忙しくなる。
比例して増えるのが酒の量である。
飲む回数自体は増えていないのだが、
1回当たりの量がすごいことになる。
細く長くではなく、太く短くを地で行くような
そんな飲み方になりがちで、
反省をしても、反省しきれない。



そういえば、この前も、
とある日に酒を飲み過ぎた、という反省を理由に、
酒を飲みに行ったことがあった。
嗚呼、泥酔と悔恨と。悔恨と泥酔と。
萩原朔太郎の言葉が脳裏に浮かんでは消える。
彼の作品が好きな理由が、改めて理解できた。
嬉しいような、哀しいような。



関東で生活するようになって、
蕎麦を良く食べるようになった。
関西人としては、出汁のきいたうどんが良いが、
郷に入れば、郷に従え精神を尊び、
出汁の濃い蕎麦を食べて続けているうちに、
蕎麦にハマったようである。
関西人の魂とは、所詮そんな程度である。



この日は宿酔を堪えながら、
与野本町と南与野の間ぐらいにある
そば処 〔田中屋〕にお邪魔することにした。



店に入ると比較的空いている。
いつ来てもいっぱいなのでラッキーと、
一番奥の座敷に通され、注文を考える。
店内に目をやると年配の1人客が、真ん中の円卓で、
昼間から、瓶ビールとざる蕎麦をキメている。
なんとも羨ましい。
私も早く蕎麦屋で一杯やれる大人になろう、



この日は寒かったので温かい部も考えたが、
ボリュームが物凄い天ぷらざる蕎麦を注文した。

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どんっ!(机の上に蕎麦が到着)
量の多さが有名だけあり、存在感が物凄い。
天ぷらも、蕎麦も。海苔も。
この前お邪魔した時はさらに蕎麦を大盛して、
なんとか完食はしたのだが、
大盛つけ麺を食べたような食後になり、
白目を剥くような満腹感と格闘しながら、
せっかくの休日を無駄に過ごしたことがあった。
今日はその反省を活かし、通常盛とする。



それでも結構な量なのだが、
なんと言っても、この天ぷらが凄い。
とにかく一つ一つの具材がデカイのだ。
そばつゆをつけて、天ぷらを食べていく。
そして、ざる蕎麦を啜る。
天ぷらと、ざる蕎麦の食べる割合が、
6対4ぐらいで天ぷらの方が多いので、
危うく、天ぷら盛り合わせ(ざる蕎麦付)を、
食べている感覚に陥ってしまう。



正直なところ、私のバカ舌は参考にならないので、
あまり味についてはどうこう言えないが、
この天ぷらは実家の母親が作ってくれる、
サクッとではなく、モチっとしたタイプの天ぷらで、
好き嫌いは分かれるので無いだろうか。
ただし、コスパは最高だし、お店の雰囲気も良い。
純粋に蕎麦を食べるのがお勧めの、
いわゆる、皆から愛される町の蕎麦屋である。