あぁ我が酒呑み人生よ

お酒と読書とお酒

神戸 駒ヶ林 永井酒店 ド平日の口開けからコップ酒を飲る

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神戸市は長田区南部に位置する、

駒ヶ林界隈には多くの角打ちがあり、

酒呑みにとってはパラダイスのような町である。

 

 

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そんな駒ヶ林の老舗角打ち「永井酒店」で、

朝9時の口開けから呑んでいる男が一人。

軒先の道路は仕入れた商品の搬入だろうか。

すぐそこの商店街に向かって、

多くの軽トラックやバンが通り過ぎていく。

 

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時刻は平日の朝9時を回ったところだ。

神戸の春の風物詩イカナゴの釘煮をアテに、

キリンの大瓶を手酌でやりながら、

店内のテレビから流れてくるワイドショーを、

ぼんやりと眺めていた。

今日も芸能人の不倫が大々的に放送され、

肝心な情報はテレビからは流れて来ない。

そんなことは分かり切ったことだが、

律儀にNHKの受信料を払い続ける自身を

冷ややかに、苦笑するのであった。

 

 

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まだまだ暑くなる前なのでおでんがある。

神戸の酒場はおでん率が割と高い。

専ら一方的に好意を頂いている「豆腐」と

「スジ」をアテに大瓶を流し込んでいく。

 

 

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大瓶も無くなってしまったので、

宝のCANCHUHIの500mlに切り替える。

冷蔵庫から缶を取るとともに店の大将が、

氷の入ったグラスを用意してくれる。

「今日はお休みですか?」

ド平日の朝っぱらから始めているリーマンを

不思議に思ったのか大将が声を掛けてくれた。

「今日は仕事… 振替休暇で休みなんですよ」

と気の利かない私の返事のせいで、

会話はこれで終わってしまった。

 

 

宝の缶チューハイがペースよく、

胃の中に流れ込んでいく。嗚呼、旨い。

テレビの後ろにある引き戸の外は、

商店街に続く道路で相変わらず往来が激しい。

「あぁ…今日も1日が動いているなぁ」

 

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せっかくの休日出勤の代休を何に使うか…

と悩んだ気もするが結局腹は決まっていた。

足は自然と駒ヶ林の永井さんに向かい、

気がつけば桜正宗のコップ酒を飲っている。

ド平日の朝っぱらからコップ酒を飲る。

大阪府小売酒販組合」の文字を見つみている。

酔いが回り始めた。

さっきまで気になっていた、

どうでも良いワイドショーや

外の喧騒が嘘のようだ。

酔いが回り始めた。嗚呼、心地よい時間だ。